東京オリンピックで行われる近代五種とは

近代五種とは

近代五種とは、1人の選手がフェンシング・水泳・馬術・ランニング・射撃の5種目を1日で行う競技です。

古代オリンピック行われていた五種競技を基にして、近代オリンピックの父と呼ばれるクーベルタン男爵が考案しました。ルールは、フェンシングはエペによる総当たり戦、水泳は200メートル自由形、馬術は障害飛越競技となっており騎乗馬は抽選で決まります。

射撃とランニングはコンバインドとして同時に行い、レーザーガンで5的を打ち終えた後に800メートル走を4回繰り返します。フェンシング・水泳・馬術の3種目から出た得点差から時間差をつけてコンバインをスタートし、コンバインドでゴールした順番で最終順位が決定する競技です。

近代五種はヨーロッパで人気の高いスポーツであり、日本では競技人口は多くありません。
しかし、2012年ロンドンオリンピックでは男子1人女子2人の選手が出場するなど、広まりも見せています。

近代五種は東京オリンピックでも開催が決定しており、武蔵野の森総合スポーツプラザと東京スタジアムが会場となっています。日本ではまだまだマイナーな競技ですが、選手の得意不得意によって順位がめまぐるしく変わる面白さがあり、興味を持った方はチェックしてみてはいかがでしょうか!?